日本最大のアオウミガメの産卵地・小笠原!


■6月~7月は産卵のピークを迎え、夜のビーチでは、体長1m程のアオウミガメが上陸して全身の力を振り絞って卵を産み落とします。涙を流しているかのようなキレイな瞳は、見ている人間に感動を与えてくれます。

 

■ウミガメ産卵ツアーには、特別天然記念物のオガサワラオウコオモリや光るキノコ・グリーンペペを観察する「ナイトツアー」も含まれておりますので、昼間と違う小笠原の夜の大自然を存分にお楽しみいただけます。

 

■アオウミガメについての詳細は「小笠原海洋センター」のHPをご参照ください。

 


■アオウミガメの産卵について

 

【①上陸】


静かな夜の砂浜にメスは産卵のために上陸してきます。
アオウミガメは警戒心がとても強く、光・音・臭いに敏感です。産卵場所が気に入らないと、海に戻ってしまう場合もあります。

 

【②穴掘り】


産卵場所が決まると、自分がすっぽり入るくらいの大きな穴を前脚で掘り、次に産卵用の小さな穴を後脚でシャベルのように器用に掘ります。穴の直径は約30cm、深さは約60cm。

 

【③産卵】


穴を掘り終わると、白いピンポン玉のような卵を2、3個ずつポロポロと産み落としていきます。この時、メスガメの目から涙を流しているように見えるのは塩分が心打たれる姿です。
1回の産卵の数は約100個。

 

【④穴埋め】


産卵が終わると、後脚で砂を埋め戻します。両脚でしっかりと固めて、地面をならします。そして大きな前脚で丁寧に砂を後に飛ばし産卵場所を隠します。

 

【⑤降海】


満身創痍の大きな体で何度も休みながらゆっくりと海へ戻ります。産卵は一度きりではなく、シーズン中2週間置きに4~6回程産卵します。

 

【★孵化】


卵は砂の中で太陽と地熱に温められ約45~60日で孵化して海に向かいます。大人になるまでの生存率は0.02~0.03%( 1~2頭/5000個)と言われています。がんばれぇ~!

■アオウミガメを観察できる状態は主に③産卵、④穴埋めです。


■野生動物・植物であるアオウミガメ、オガサワラオウコオモリ、グリーンペペなどはご覧になれない場合もございますのでご了承ください。※アオウミガメに遭遇できる確率は50%位です。

 

  時期
6月/未定
7月/未定
  島内日程
父島
入港翌々日
午後 20:00~23:30頃
  基本ルート

 

●各宿~オガサワラオオコウモリ&グリーンペペポイント(ナイトツアー))~浜辺でウミガメ探し・産卵観察~各宿
※前半はナイトツアーです。


●送迎 : 集合、解散⇒各宿

 


①ビーチでライトは照らさないで下さい。スタッフが観察用のライトをご用意しております。

 

②大きな音を立てたり、大きな声を出さなで下さい。カメさんが驚いて海に帰ってしまいます。


③フラッシュやストロボ撮影は厳禁です。カメさんが驚いて卵を産まなくなってしまいます。


④ウミガメが産卵し始めるまでは近寄らないでください。カメさんが緊張してしまいます。


⑤ごみくず、空き缶、空きビンなどは持ち帰りましょう。大人のマナーです。


⑥帰りは深夜になりますので、宿の方に一言連絡をしましょう。鍵を掛けられてしまうこともあるので・・・。


⑦お子様は昼寝をしておきましょう。ツアー中に眠くなっちゃいますから。


⑧ツアーガイドの指示に従って観察してください。

持っていくもの、持っていると便利なもの

■靴


■飲み物